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【News】ヒロの高齢者施設でのクラスター収束

ハワイ島にあるライフセンターオブヒロ(Life Care Center of Hilo)は23日、(これまで拡大していた)施設内のコロナ感染(クラスター)はなくなったと発表しました。

このナーシング施設には252床のベッドがあり、先月初旬に76人の入居者と17人の職員、あわせて93人のコロナ感染者が発生しました。

陽性反応が出た入居者のうち1名は、病院に搬送された後、死亡しました。

州保健局によりますと過去1週間新たな感染者は確認されなかったということです。

このセンターの事務局長クリスティン・ヒュアータス(Kirsten Huertas)氏は「施設内でここ数ヶ月感染した人の多くが無症状で、ワクチンを接種していた人のほとんどはすぐに回復しました」と報告するとともに、保健局や疾病対策予防センター、メディケア&メディケイドサービスセンターからのガイダンスに引き続き従うと述べました。その上でセンターへの屋内見学はできますが、見学者の皆様には手指衛生を徹底していただき、体調が悪い場合は訪問を控え、医療機関に連絡して欲しいと忠告しました。

ハワイは介護施設に入居している人でコロナのワクチン接種を受けた人の割合が72.4%と全米で最も高い州のひとつであるにもかかわらず、介護施設入居者の感染者数は全米平均を上回り、全米の州の中でトップランクに位置しています。

毎月更新されるダッシュボードによると、4月23日までの4週間で、ハワイの介護施設の約38%でコロナの症例が確認されています。