【News】ホノルルの飲食店で残業代の無支払い
ホノルル市内の飲食店の経営者が店で働くシェフ10人に対し、時間外賃金を支払っていなかったことが分かりました。
労働当局は、店の経営者に、残業代など合わせて10万ドル余りの支払いなどを命じました。
労働局当局によりますと、ホノルルの寿司居酒屋店「イマナス亭」の店側は、シェフ10人に対し、時間外賃金を支払っていなかったということです。
労働局の調査員が勤務状況を調べた結果、店側は、シェフらの肩書きをマネージャーとして、料理の準備をする時間など、シェフらが営業時間以外に働いた時間外賃金を支払っていなかったことが判明しました。
さらに、管理記録を調べた結果、時間外労働時間を記録していないことが分かったということです。
これは、連邦記録保存法に違反するとしています。
労働当局は、店の経営者に、シェフら10人に対し、未払い分の時間外賃金と、損害賠償合わせておよそ10万1700ドル支払いを命じました。
加えて、連邦記録保存法に違反した民事罰として、4488ドルの支払いを命じました。