【News】道路冠水渋滞を受け対策
オアフ島のH1フリーウエーで、大雨の影響で道路の一部が冠水したことを受けて、ハワイ州運輸局は、きのう、今後の被害を防ぐための対策として、「排水溝を塞いでいる装置を取り外す」と、発表しました。
オアフ島では、2日、各地で大雨となり、H1フリーウエーのプナホウ・オフランプ付近では、雨水で道路が冠水し、大渋滞が発生しました。
ハワイ州当局のスニッフェン局長によりますと、「道路上には、BMP=ベスト・マネジメント・プラクティスと呼ばれる、排水溝を塞ぐ装置が設置されていていて、溜まった雨水が排水溝に流れず、道路の冠水が起きた」ということです。
BMPは、道路工事が行われる際、瓦礫が排水溝に流れないようにするため設置されていて、大雨が予想される場合は、取り外すことになっています。
しかし、2日は、大雨が降ることを予想していなかったため、取り外し作業は行われていなかったということです。スニフェン局長は、「今後は、予想外の大雨が降った場合に備えて、道路工事が行われていないときでも、交通当局がBMPの取り外しを行う」と、述べました。