【News】寒冷前線の影響で強風・突風 各地で被害
Powerful cold front lashes state with damaging winds, monster surf
ハワイ諸島では、8日、強い寒冷前線の影響で突風を伴った強い風が吹き、各地で停電や木が倒れたりするなどの被害が確認されました。
一方、ハワイ諸島の北部と西部の海上では、波が非常に高くなっています。
ナショナルウェザーサービスによりますと、オアフ島とハワイ島では、局地的に50マイルを越える激しい突風が吹いたほか、オアフ島東部のカネオヘ・マリンコープベース・ハワイでは、56マイルの突風が観測されたということです。
オアフ島では、広い範囲で停電が発生し、カネオヘでは、およそ1万4000戸で停電が起きたということです。
そのほか、クニアやソルトレイク、ワヒアワ、カイルアなどでも停電が発生しました。
H1フリーウエーでは強風の影響で道路の状態が悪くなり、通勤時間帯にクニアとワイケレにかけてのエリアで複数の衝突事故が起きました。
ナショナルウェザーサービスによりますと、ハワイ諸島ではトレードウインドとは逆方向の南西から西よりの風が吹き、山の尾根や傾斜地などで特に強い風が吹いています。
また、カウアイ島、オアフ島、モロカイ島、マウイ島、ニイハウ島の北部と西部の海上では、波が非常に高い状態となっていて、9日もうねりを伴って大しけとなる見込みです。
ナショナルウェザーサービスは、9日午後6時まで高波警報を出して警戒を呼びかけています。