【News】キラウエア山の噴火活動一時停止
USGS: After 61 days of volcanic activity, eruption at Kilauea’s summit has paused
ハワイ島のキラウエア山について、ハワイ火山観測所は、7日、「火山活動が一時停止した」と発表しました。
キラウエア山では、61日前の1月5日に火山活動が確認されていました。
ハワイ火山観測所とアメリカ地質調査所によりますと、6日朝、溶岩湖で少量の溶岩がゆっくり流れているのが観測されましたが、6日午後になると火山活動は減少し、火口底(かこうてい)では、7日から活発な噴火は起きていないということです。
ハワイ火山観測所の管理担当者、ケン・ホン氏は、会見で火山活動が一時停止したとする見解を示したうえで、「火山活動が完全に収束したことを意味するわけではない。引き続き、注意深く監視を続けていく」と、述べました。
キラウエア山では、1月5日にハレマウマウのクレーターで溶岩が確認されるなど噴火が始まりましたが、先月17日、クレーター付近の溶岩の膨張が大きく収縮し活動が低下した状態となっていました。