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【News】鯨やイルカに接近して逮捕

6日の朝、ケアラケクア湾州立歴史公園でザトウクジラの子供とイルカの群れを追いかけたとして、州当局がマウイ島の男を逮捕しました。

DNLRハワイ州土地天然資源局によると、マウイ島のデビッド・ヒメネス(65)は、絶滅危惧種のクジラに関する禁止行為と州立公園内の野生生物に対する違法行為で召喚されました。

州の自然保護資部門は、野生動物に対する嫌がらせ行為の通報を受け6日、ケアラケクア湾に出動したものです。担当者はその前日、ザトウクジラに近づいてシュノーケリングをしている男性の様子を記録したビデオを受け取りました。男性はクジラのヒレに触れそうになるほど近づいていました。公開された映像では、ザトウクジラが湾内を泳いでいて、その背後で男性が笑いながらボコボコと音を立てているのが聞こえます。また昨日調査した担当者はヒメネスが、ハシナガイルカの群れを追いかけているのを目撃したということです。

ザトウクジラとハシナガイルカは、海洋哺乳類保護法を含む連邦および州の法律で保護されています。アメリカ海洋大気庁NOAAは、ハシナガイルカと泳いだり、50ヤード以内に近づいたりすることを禁じています。またザトウクジラへは水上または水中で100ヤード以内、航空機を操縦する場合は1,000フィート以内に接近することが禁じられています。

ヒメネスは5月11日にコナ地方裁判所に出廷するよう召喚されています。

DLNRハワイ州土地天然資源局は住民に、野生生物への嫌がらせや違反行為を見つけた場合は、24時間対応の通報ライン(808-643-DLNR)または無料のDLNRTipアプリで報告してほしいと呼びかけています。また、NOAA海洋大気局は、800-853-1964またはrespectwildlife@noaa.gov、執行ホットラインを設けています。