【News】ひき逃げ犯は複数の前科と有罪歴
15日に通学途中の16歳のサラ・ヤラさんが死亡したひき逃げ事件の容疑者には複数の交通違反の前科があり、何年も無免許で運転していたことがわかりました。
先週木曜日に警察に出頭したミッチェル・ミヤシロ容疑者(45)は出頭した後、捜査待ち(捜査の結果がでるまで)釈放されています。
捜査待ちの釈放というのは車両事故の死亡事件の場合あることです。弁護士のパトリック・マクファーソン氏は、ひき逃げ事件には詳細な捜査が必要で時間を要すると話し、特に飲酒が加わると犯罪レベルが上がるため容疑者が逃げ証明するのが難しくなるということです。警察は放置されていたピックアップトラックを調査し徹底的に調べるとともに、容疑者が飲酒や薬物を使用していなかったかどうか等、事件前の行動も調べます。
ハワイ・ニュース・ナウがみやしろ容疑者の交通記録を調べたところ、飲酒運転以外の違反が多数見つかりました。1996年までの裁判記録には、少なくとも164件の交通違反と犯罪が記録されています。また過去5年間では、無免許運転で12回検挙されています。交通犯罪では6回有罪判決を受けていますが、一度も刑務所に入ったことはありません。
もし警察が薬物やアルコールが運転に関与していたことを証明できなくても、みやしろ容疑者は現場から逃走したことで10年の刑を受ける可能性があります。