【News】女子高生ひき逃げ犯が自首

ホノルル警察は16日、通学中の女子高生を死亡させたひき逃げ事件の容疑者が自首したと発表しました。

容疑者の詳細については、明らかにされていません。

このひき逃げは、15日早朝、カピオラ二・ブルーバードとカマケエ・ストリートの付近で発生したもので、ピックアップトラックが横断歩道を渡っていたマッキンリーハイスクールに登校中の学生をはね、はねられた女子高生が搬送先の病院で死亡したものです。亡くなったのはサラ・ヤラさん16才です。

ピックアップトラックはそのまま走り去り、警察がひき逃げ事件として捜査していていました。現場から数ブロック離れた場所で、乗り捨てられたトラックが発見されていました。

ひき逃げ事件で亡くなったサラ・ヤラさん(16) の死を嘆き悲しむ家族が、より安全な街づくりを訴えています。サラ・ヤラさんがピックアップトラックに轢かれたカピオラニ・ブルバードとカマケエストリートの交差点にはたくさんの花やレイが捧げられています。

ホノルル警察によると、ピックアップトラックのドライバーはスピード違反で、赤信号を無視し、サラさんを轢いた後も停止することなく立ち去りました。尚、サラさんを轢いたと見られるトラックは数ブロック先で発見されました。フロント部分が大きくへこんで損傷していました。

家族の話では、当時サラさんと双子の妹は5人の親しい友人と一緒だったということです。彼らはいつも一緒に登校しており、ピックアップトラックが衝突したとき、サラさんはあと数インチで安全に渡れるところだったといいます。双子の妹のフィービーさんは、「私たちはトラックが止まってくれると思ったのですが止まらなかったのです。振り向いた時にはサラが飛ぶのが見え、轢かれて地面に倒れていました」と証言しています。

サラさんの母親シェビー・サニアタンさんは、「サラはもう戻ってきません、わかっていることはそれだけです。だから次のステップは、学校周辺でのスピード違反を防ぐために、コミュニティを変えることです」と話しています。