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【News】ノースショア殺人事件の容疑者が証言

およそ5年前に発生したノースショア殺人事件の裁判が16日行われ、被告本人が証言台に立ちました。

この事件は2017年の12月にノースショアのバケーションレンタルの住宅に強盗目的で侵入したステフィン・ブラウン被告が、清掃に訪れたテレマ・ボインビルさん(51)を刃物で刺して殺害したとして第2級殺人や第1級強盗の罪に問われているものです。ブラウン被告は、ボインビルさんを殺害後、当時8歳だったボインビルさんの娘の体を縛り拘束したなどとして誘拐の罪でも起訴されています。

この事件では、ブラウン被告と交際相手のヘイリー・ダンドゥランド被告の2人が殺人の罪などで逮捕・起訴されました。

昨日、弁護側はテルマ・ボインヴィルさんを殺害し、8歳の娘を誘拐した罪に問われている被告について、殺害したのはヘイリー・ダンデュラン(当時20歳)だと主張しました。ただ被告がボインヴィルさんを縛るのを手伝ったことは認めました。ブラウン被告は、ダンデュランから外に出て人がいないかどうか見てくるように言われたので外にでて10分から15分後に戻った時には、ボインビルさんが血まみれになっていたと証言しました。

弁護人は、依頼人(ブラウン被告)は強盗と誘拐の罪にしかならないとし、ボインビルさんの死はダンドゥランド被告が引き起こしたものだと主張しています。

今後、ダンデュラン被告は彼女自身の裁判を受けることになります。