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【News】ハワイ・コロナ関連死亡者

パンデミックは始まって3年以上が経過し、

今年もまた、新型コロナウィルスによって多くの命が奪われました。

先週水曜日の時点で、ハワイでコロナ関連によって亡くなった人は10人増えて1,758人でした。全体の3分の1強、つまり600人以上が今年に入って亡くなったことに

なります。全米で見るとコロナによる死者数は5月に100万人を突破し、年開けには109万人に迫ろうとしています。

カイザー・ファミリー財団によると、アメリカでは、新型コロナウィルスは3年連続で、心臓病、癌に次ぐ死因の第3位となる勢いです。ハワイでは、2021年は心臓病、癌、脳卒中に次ぐ第4位となっています。

コロナウイルスについては以前より理解が深まり、ワクチン、治療法、自宅検査、二価ワクチンなど対応方法も増えてきましたが、ウィルスは進化し続けているため予測できるパターンはまだなく、未知の部分が多いのが現状です。

 

セントラルユニオン教会では、亡くなった人の数をわかりやすくするために2020年と2021年に、ハワイでコロナウィルスに関連して亡くなった命の数だけ

教会の芝生に無人の椅子を並べ、ひとりにつき教会の鐘を1回鳴らしました。

2020年、教会は228脚の椅子を並べ、鐘は15分12秒鳴りました。

昨年は4倍の916人となり、45分48秒かけて鐘が鳴らされ亡くなった人を偲びました。ハワイの死者数が1,700人を超えた今年は、数が多いこと、椅子がないことなどを理由にセレモニーは行われませんでしたが、開催されていたら鐘はおそらく90分くらいは鳴り続けていたことでしょう。

又、感染後長期的に症状が続く人もいて、多くの人々の生活を破壊しています。

経済的に苦しい生活を強いられている人もいます。、

コロナ関連で死亡した人1,758人のうち大半は60歳以上でその数は年齢が上がるにつれて増えています。とはいえ18歳未満の子供を含みすべての年齢で亡くなっている人がいます。

>> 年齢別では、80歳以上が最も多く(死亡者全体の36%)、10万人あたり623人。次いで70歳代が10万人あたり368人(21%)、60歳代が10万人あたり347人(20%)となっています。

>> 民族別では、ハワイの太平洋諸島出身者が最も多く10万人あたり421人、次い

でフィリピン人10万人あたり178人となっています。

> コロナによる死亡は、女性(40%)よりも男性(60%)の方が多くなっています。

>> 大多数(97%)が複数の基礎疾患を有していました。