【News 】ハワイのガソリン価格

全米のレギュラーガソリン1ガロンの全国平均価格は、6月をピークに上昇し、その後徐々にさがって、前年同月価格を下回っています。しかし、ハワイの平均価格は、いつものように流れ(トレンド)に乗っておらず遅れをとっています。

AAA Gas Pricesのウェブサイトによると、金曜日のハワイ州内の平均価格は1ガロン5.17ドルで、前年同期より83セント高いままです。

全米の州の半数以上が、先週は1年前より平均価格が下がっており、全米平均は1年前より2セント下がって、3.32ドルでした。平均価格が1年前よりまだ高い23州のうち、最も差があったのはハワイで83セントの差がありました。次に差が大きかったのはネバダ州で、1ガロンのレギュラーガソリンが前年より44セント高くなっています。

前年比で平均価格が下がった27州のうち、コロラド州は3.38ドルから3.05ドルへ33セントの最大の下落幅を記録しています。

州別で最も安いのはテキサス州で、金曜日の時点で1ガロンあたり2.75ドル、前年同期の2.93ドルから18セント下がっています。

金曜日のカリフォルニア州の平均価格は4.60ドルでした。7月にはカリフォルニア州の価格が全米で最も高く、次いでハワイ州でした。現在では、カリフォルニア州の4.63ドルに対し、ハワイ州は5.17ドルでトップに返り咲いています。ちなみにハワイのガソリンが最も高くなった7月9日の価格は1ガロン5.62ドルでした。

石油業界のアナリストによると、ハワイのガソリン価格は、地理的に孤立している上、市場規模が小さく、卸売りの競争があまりないため、急速に上昇した後ゆっくりと下がっていくのが普通ということです。