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【News】マウイ島の被告2人にヘイトクライム罪で有罪評決

2 Hawaiian men guilty of hate crime in white man’s beating

8年前、マウイ島でハワイアンの男2人が白人の男性に殴る蹴るなどの暴行を加えた事件で、連邦地方裁判所の陪審員は、17日、2人にヘイトクライムの罪で有罪評決を下しました。

起訴状などによりますと、8年前の2014年、リーバイ・アキ Jr被告とカウラナ ・アロ カオノヒ被告は、マウイ島のカハクロアで、白人のクリストファー・クンゼルマルさんに対し、殴る蹴るなどの暴行を加えた罪に問われ、2019年、ともに司法取引で有罪を認め保護観察下に置かれていました。

そしてこの事件に関連して、202012月、連邦大陪審がヘイトクライムの罪で2人を起訴しました。

陪審員らは、17日、「事件の背景には人種差別的な動機が」があったとして2人に有罪評決を下しました。

クンゼルマンさんは、マウイ島のカハクロアで住宅を購入し、事件当時、家の修理作業を行っていたということです。

クンゼルマンさんは、頭や体に 外傷を負ったほか、肋骨の骨を折るなどの大ケガをしました。

量刑の言い渡しは、来年32日に行われる予定です。