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【News】看守による女性受刑者への性的暴行事件

カイルアにある女性刑務所〜矯正センターで刑務官が5人の受刑者に性的暴行を繰り返したとされる事件で、陪審員は昨日、州に責任はないとしました。

女性5人と男性4人で構成される陪審員団は、性的暴行があったことは認めましたが州に対し750万ドル以上の損害賠償を要求した女性の訴えを退けました。

女性側の弁護士は控訴する意向で、弁護士のリチャード・ウィルソン氏は「これは刑務官を刺激することになります。監視は気にしない、州も気にしない、とても恥ずかしいです」と強調しました。

この訴訟では、4人の刑務官–チャボン・フレイタス、タオフィ・マガレイ・ジュニア、ブレント・バウマン、ゴータ・ヴァー-が2013年から2016年の間に少なくとも53回、女性たちに性的暴行を加えたとされています。受刑者に性的交渉を強要し報酬としてスナックや携帯電話へのアクセス、さらには禁止されている薬物などを与えたとして起訴されました。

4人は全員解雇され、元警官のバウマンとヴァーは性的暴行容疑で有罪判決を受けました。被害者の一人は4年前に自殺しています。

州は、暴行を調査し被害者に治療を施したと主張しました。しかし、女性たちの代理人でもあるテリー・リビア弁護士は、犯罪が発生した場所に監視カメラを設置せず、州は事件を防ぐために十分なことをしていないと主張しています。