【News】マンタツアー過密状態で新たな規制

人気のマンタレイを見るツアーに規制が課せられることになりそうです。

ハワイ島のコナ沖の2カ所で、人工照明に照らされたプランクトンを食べるマンタを見ようと、毎晩何百人ものシュノーケラーやスキューバダイバーが船に乗って訪れます。州当局によると、現在コナ沖ではアウトリガーカヌーから、50人以上乗りのボートまで、60〜70隻の船がマンタツアーを行っていて、過密状態であるばかりでなく、安全上の懸念、利用者の対立を招いているということです。

このため州土地天然資源局のボート・海洋レクリエーション局は、ハワイ初のマンタツアーの規則を作成することでこれらの問題を抑制したいとしています。

すでにツアーを行う会社は、州が発行する商業利用許可証を所持していなければなりませんが、新しい規則案では、商業マンタ鑑賞のために特別に作成された許可証が必要となり、月額300ドルの費用を払わなければならない等の規制が提案されています。ただこれは商業活動のみに適用され、一般の人がスタンドアップボード、カヤック、その他の船舶、海岸線からの遊泳でマンタを見る場合に止められることはありません。