【New】二世退役軍人に敬意を表して慰霊式典

1943929日、第100歩兵大隊のジョー・たかた軍曹がイタリアで戦死しました。

たかた軍曹は、第二次世界大戦で戦闘中に死亡した最初の日系アメリカ人でした。それを節目として、毎年9月末に、退役軍人レガシー協会がパンチボール国立太平洋記念墓地で追悼式典を開催しています。

17回目となる今年の慰霊式典は、昨日25日の朝に行われました。A Legacy for All Generations」、海外の敵だけでなく、国内の偏見や不平等と戦った二世兵士を偲びました。

二世退役軍人レガシーのローレンス・エノモト氏は「彼らはアメリカ人として忠誠を尽くし、兵役に就くことで証明しなければなりませんでした。私たちはその事を思い、毎年追悼しています」と述べました。

ジョン・A・バーンズ・ハワイ州知事は人種的平等と正義のために戦いに加わりました。孫のブレンダン・ポオハラ・バーンズ氏は、「ヨーロッパと太平洋の戦場で勝利を収めた後、二世兵士たちは、ハワイが前向きに変わるために戦い、二度と二級市民にならないようにしたのです」と話しました。

式典では、退役軍人やその家族、地域のリーダー達が、第100歩兵大隊、442連隊戦闘団、1399工兵建設大隊、陸軍情報部の人々に敬意を表しました。

式典に参列したデビッドイゲ州知事は、「これは、普通の人が並外れたことをすることですと述べ「私の父、いげ・ときお は第100大隊/442部隊の隊員でした。私の義理の父、あまの・そくじ も第100大隊の隊員でした。彼らの残した遺産とハワイへの献身について学ぶことで、私も同じように日々努力しようと思うのです" と話しました。

ホノルル市のリック・ブランジアーディ市長は、「私たちは、常に先人たちのことを思い起こし、彼らが払った犠牲を忘れてはいけません。」と述べました。