【News】マウイで旅行客が鮫に襲われ重傷
先週土曜日の午後、フランスからの旅行者がサメに襲われ重傷です。
3日の午後4時頃、マウイ島のパイア湾の沖合で51歳の女性がサメに噛まれました。近くにいた人が救急隊員が到着する前に女性を岸に運び、女性はマウイメモリアルセンターに搬送されました。重傷と伝えられています。
土地資源局の職員によると、被害者は噛まれたとき、岸から約100フィート離れたところで泳ぐかスノーケリングをしていたということです。
その日は大雨の後で水が濁っていました。
シーライフ・パークのアクアリスト・スーパーバイザー、ミシェル・ベネディクトさんによりますと、肉食動物が餌を求めるとき、餌になりそうなものを最初に感じたり、見たりするとそれに食いつくものですが、サメが人に噛み付く場合はサメのみまちがいが多いということです。ベネディクトさんは「サメが人を噛んだとき、戻ってくることは非常に稀です。 なぜならサメは、彼らが思っていた物とは違った、と自分の間違いに気づくからです」と話します。ベネディクトさんは、20年以上海洋生物の分野で働き、飼育されているサメの世話をしています。「サメに噛まれる確率は低いのですが、サメは餌を探す時に濁った海で探すのです。サメや海の動物たちは、あなたが気づくよりずっと前に、あなたがそこにいることを知っています」と説明しました。
当局は、ビーチに行く時には、水が濁っている時には入らないよう呼びかけています。
ボールドウィン・ビーチからタバレス・ベイにかけては、月曜日まで閉鎖され立ち入り禁止です。
マウイ島で発生した最近のサメの事故は、2021年5月、カハナビーチパークでカイトフォイルから落ちた男性にサメが噛みついた時でその時の男性は軽傷で済みました。