【News】絶滅危惧種モンクアザラシ出産相次ぐ
モロカイ島のカラウパパ国立公園は、5月下旬に、3匹のモンクアザラシの子供が生まれ、今年に入ってから合計5匹となったと発表しました。
カラウパパ公園のフェイスブックによると、母親はK62で、6番目の子供ということです。モロカイでは5月に生まれた3匹に別の2匹を加えて、今年5匹生まれたことになります。またモンクアザラシの子供は、オアフ島で5匹(うち2匹はノースショアで4月に生まれています)北西ハワイ諸島などでも生まれています。
尚、非営利団体の「ハワイ・マリーン・アニマル・レスポンス」が立ち上げたプログラムにより、小学生が2匹に名前を付けました。オアフ島とモロカイ島のハワイ語を学ぶ生徒たちが、アザラシの特徴や、家系、出生地などを学び、名前をつけたものです。カフク小学校の生徒たちは、PO4にハワイ語で「幸運・ラッキー」を意味する「Laki」、ワイアルア小学校の生徒たちはPO5に「怖いもの知らず・勇敢な」を意味する「Makau’ole」とつけました。
ハワイモンクシール(アザラシ)は、州法と連邦法で保護されている絶滅危惧種です。子どもは一年中生まれますが、ほとんどは春から夏にかけてです。
モンクシール(アザラシ)を見つけた時は注意が必要で、NOAA(海洋大気庁)は一般市民に以下のことを呼びかけています。
>> 母子には少なくとも150フィート(約1.5m)の距離を置くこと。
>> 休息中や授乳中は邪魔をしない。
>> 目撃した場合は、NOAAの海洋野生生物ホットライン(888-256-9840)に報告して下さい。