【News】リンダ二事件裁判 警察官らの弁護費用を税金で賄うことに!
Taxpayers to fund defense team for officers who fatally shot Lindani Myeni
去年4月、オアフ島マキキの住宅付近で、当時29歳のアフリカ系の男性が警察官に撃たれて死亡した事件で、ホノルル市警察委員会は、きのう、今年9月から行われる裁判で被告となる警察官らの弁護費用に、税金を当てることを承認しました。
去年4月14日夜、オアフ島ヌウアヌのエコロウエーの路上で、近くに住むリンダニ・ミエニさん=当時29歳が、強盗事件が起きたとの通報を受けて駆けつけた警察官らに、拳銃で複数回撃たれて死亡しました。
ミエニさんの家族は、事件後、「警察官らが行った行為は不当で、ミエニさんが射殺されたのは過失によるものだ」などとして、警察官らを相手取り、民事訴訟を起こしました。
一方、検察当局は、警察官らの対応について、「適正な拳銃使用だった」としています。
裁判は、今年9月に始まる予定です。
関係者によりますと、裁判での警察官らの弁護費用の総額は、25万ドルを越える可能性があるということです。