【News】州保健局新型コロナ対策で下水検査を夏から開始予定
State to launch wastewater testing program to search for COVID variants
ハワイ州保健局は、ことしの夏、下水を採取して新型コロナの感染の広がりを調べる、本格的な調査を開始する方針です。
ハワイ州当局は、オアフ島とカウアイ島で予備検査を行い、先月21日、カウアイ島で採取した下水からオミクロン株の1つで感染力が強いとされる「BA.2」ウイルスを検出したと発表しました。発表の1週間後、「BA.2」ウイルスへの感染が、州内で確認された感染の4割を占めていたということです。
医療専門家は「下水からサンプルを採取してゲノム解析を行うことで、感染拡大が起こる前にウイルスの変異種を検出できる」と、話しています。