【News】刃物男へ発砲適正だったと検察当局が判断

City prosecutor clears 2 HPD officers in fatal shooting of machete-wielding man

去年8月、オアフ島カリヒの集合住宅で、暴行事件で通報で駆けつけた警察官2人が刃物を持った容疑者の男に拳銃を発砲し、その後、男が死亡した事件について、ホノルル郡検察局は、23日、「拳銃の使用は適正だった」と、発表しました。

去年8月11日、カリヒのノーススクール・ストリート付近の集合住宅で、30代の男性が、エリア・ラエリ容疑者(当時41歳)にマチェーテと呼ばれる、鉈(なた)のような大型の刃物で小指を切り落とされる事件が起きました。

警察が発表した報告書によりますと、通報受けた警察官2人が現場に駆けつけ、マチェーテを置き、降伏するよう促しましたが、ラエリ容疑者は指示に従わず、マチェーテを持って襲い掛かってきたため、警察官2人が拳銃を発砲したうえ、殴ったということです。

ラエリ容疑者は、警察官らに複数回撃たれ、病院に搬送されましたが、その後死亡しました。

ホノルル郡検察局のスティーブ・アルム検察官は、記者会見で、「拳銃の使用は適正だった。警察官2人が起訴されることはない」と、発表しました。