【News】ホノルル高架鉄道は2駅減。終点はカカアコ。

ホノルル市のリック・ブランジアディ市長は、15日、2回目となる市政方針演説を行いホームレス問題、手頃な価格の住宅、高架鉄道など、最優先事項について話しました。

公共安全とインフラプロジェクトの予算も、今年度の主なテーマとなっていますが、ホームレス問題について市長は、10月に開始されたCORE(Crisis, Outreach, Response and Engagement)プログラムについて市長は、「このプログラムは、医療、ソーシャル、精神衛生を支援する事に焦点を当てており、ホームレスの通報で、暴力に関することではない緊急通報に対応するチームがいます。現在、17名のコミュニティヘルスワーカーがCOREプログラムに従事していますが、年内にさらに増員する予定です」と話ました。

また、高架鉄道に関する最新情報も発表されました。2012年にピーター・カーライル前市長が署名した当初のFFGA(Full Funding Grant Agreement)では、イーストカポレイからアラモアナセンターまで、21駅、4両編成20車両、全長20マイルの路線が計画されていました。しかし昨日発表された計画では、連邦交通局の認可を前提に、路線はイーストカポレイからカカアコのシビックセンター駅までの19駅、18.75マイルと短縮されました。これでダウンタウンの終点は、1.25マイル、2駅分短くなります。

現在、高架鉄道の軌道は75%が完成しています。

2022年末から2023年初めには、最初の区間で90日間の試運転を経て、カポレイからアロハスタジアムまでの運行を始める予定です。