【News】海沿いの家の倒壊危険性は数年前から警告されていた

228日にノースショアの住宅がロッキーポイント沿いの海岸に崩れ落ちましたが、その後、住宅は吊り上げられ敷地内に置かれています。

59-181 H Ke Nui Roadにある この家の所有者、アニー・L・ゲレロ・トラストさんがこの家を今後どうするつもりかは定かではありません。この家を借りているヒューゴ・ビラロボスは、テレビの取材に対し、家を敷地内のもっと奥に移動する予定だと話しましたが、ホノルル市の計画・許可局は移動には、環境アセスメントや海岸線の調査、建築許可などが必要な上、ハワイ州保健局の承認が必要であり、この家を残すことは不可能と説明しています。

尚、ハワイ州土地天然資源局は、倒壊する約1カ月前の2月4日に、家の所有者に警告の手紙を送っていました。また、沿岸の地質学者たちは、特に冬の間、激しい波が海岸線に押し寄せるため、この一帯の家屋が倒壊する危険性があると何年も前から警告していました。

倒壊後、海岸には、倒壊した家のコンクリートの柱や、釘やネジが刺さったツーバイフォーの木材などが散乱しており、ハワイ・サーフライダー・ファウンデーションなどの団体や住民は、ハワイの海岸がますます危険にさらされているのに政府は応急処置をしているに過ぎないと不満を漏らしています。