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【News】カウアイでヘリコプター墜落4人死亡

カウアイの太平洋ミサイル発射施設の当局者は、22日(昨日)の朝、施設の北側でヘリコプターが墜落し、4人が死亡したと発表しました。

犠牲者の身元は現時点では不明です。墜落したヘリコプターは、クロマン・コーポレーションが管理し、訓練を補助しています。搭乗していた4人は(軍人ではなく)民間の従業員だったということです。

関係当局によりますと、クロマン社は太平洋ミサイル発射施設内の活動を幅広く支援しているということです。

太平洋ミサイル射場施設の広報担当者によると、このヘリコプターは22日午前10時過ぎに施設の北側に墜落したということです。

墜落したヘリコプターは、シコルスキーS-61N型機で、現在ロッキード・マーチン社の一部であるシコルスキー・エアクラフト社が1959年から1980年にかけて製造したヘリコプターのうちの1機です。

国家運輸安全委員会と連邦航空局の職員がカウアイ島に入り、事故原因を究明します。

クロマン・コーポレーションのBrian Beattie管理部長によりますと、ヘリコプターは水中から物を回収し、地上に落とそうとしたところで問題が発生したということです。

目撃者は 墜落は一瞬の出来事だったと証言し、「右に傾き、加速して機首から下へまっすぐ落ちました、わずか1秒でした」と話しています。当時の天候は穏やかだったということです。