【News】マウイはワクチン完了の定義にブースター接種

マウイ郡は1月8日から、「ワクチン接種完了」という定義に、ブースター接種を含めるとしました。ハワイ州内で初めて、ブースター接種が定義の中に入ります。

マウイでは、レストラン、バー、ジムなどを利用する場合、ワクチン接種者で規定の期間を過ぎている場合、ブースター接種を受けたことを証明するか、または陰性証明を提示することになりました。

この規制は、州内での新規感染が急増していることを受けたもので、マウイのマイク・ビクトリーノ郡長は、記録的な感染者数を抑え、重症化を防ぐために、接種の重要性を認識した変更であると説明しました。

「科学的には、ファイザー社やモデルナ社のワクチン接種の2回目や、ジョンソン・エンド・ジョンソン社のワクチン接種の1回目の後は、約半年後にワクチン接種の効果が弱まると言われています」として、1月8日以降、室内での食事や活動をする場合は、対象者であればブースター接種を受けたことを証明する必要があるということです。

尚、「屋外」での食事は、ワクチン接種の証明や検査証明を提示しなくても、続けられるということです。

ただ、州保健局のデータによると、マウイの住民のうち、3回目のワクチンを接種した人はわずか20%にすぎず、これは州全体の24.7%よりも低い数値となっています。

オアフ島も同様の変更を検討しています。