【News】軍の住宅地で水道水に異臭

オアフ島の2つの軍用住宅地で、水から「燃料のような」強い臭いがするとの報告を受け、複数の機関による調査が行われています。パール・ハーバー・ヒッカム統合基地とアリアマヌ軍事保留地にある空軍と海軍の軍用住宅から報告を受けたものです。住民からは、水道水を飲んだ子供が下痢や吐き気を催したという報告が入っています。

29日の夜遅く、ハワイ州保健局は29日、海軍の水道利用者に対し、水を飲むこと、調理に使うこと、歯磨きなどの口腔衛生に使用しないように と公式に勧告しました。またガソリン燃料のような臭いを感じた場合は、入浴、食器洗い、洗濯などへの使用も避けるよう付け加えました。

州教育局によると、住宅地にあるニミッツ小学校とレッドヒル小学校の水道管の一部から、「燃料のような」臭いがすると報告されました。これらの学校の洗面台はテープで止められ、ボトルウオーターが用意されています。またランチは、水を使用せずに準備できるメニューに調整されています。

Armed Forces Housing Advocatesという団体は、この状況に対する苦情が殺到していることから、水道水を使用せず、必要に応じて医療機関を受診するよう住民に呼びかけています。

これは日曜日から始まっていて、海軍と保健局は協力し、悪臭の苦情の範囲と原因を調査しています。DOHの最初のスクリーニング結果は決定的ではなく、汚染物質は検出されませんでした。海軍は月曜日の午後、スポークスマンを通じて、水は安全であると発表しましたが、サンプルがカリフォルニア州の飲料水研究所にも送られ、結果は今週末までに出る予定です。