【News】医療従事者のストライキへの対応進む
カイザー・パーマネンテの医療従事者らのストライキが迫る中、ハワイ州やホノルル市当局が、ストライキが行われた場合の緊急の対応策を進めています。
労働組合側は、カイザーパーマネンテ側との労働条件に関する話し合いが決裂したとして、今月 22日から、ストライキを行う予定だと発表しました。
およそ2000人の医療従事者らがストライキに参加する予定だとしています。
労働組合側によりますと、投票の結果、組合に所属するメディカル・アシスタントや看護士などの、93%がストライキを承認したということです。
ストライキが行われた場合に備えて、ホノルル市救急局やハワイ州保健局、それにハワイ保健協会が、昨日、カイザーパーマネンテ側と協議を行い、対応策などを確認しました。
カイザー側は、ホノルル救急サービスに対し、ストライキの3日から5日前から、救急患者を別の医療機関に搬送するよう要請しました。
一方、ホノルル市救急局は、「重篤な患者を除いて、救急患者を、カイザーの医療機関に搬送しない可能性がある」としています。