【News】ハワイは看護師と看護師育成の教員不足

パンデミックは、アメリカの看護師不足がいかに深刻であるかを浮き彫りにしました。更に悪いことに、看護師を育成する教員も不足しています。

ハワイ州看護センターによると、例年であれば看護師志願者の45％がプログラムに入学できますが、今年は29％しか受け入れられなかったということです。「センター長のローラ・ライヒハート氏は、「私たちは問題を抱えているのです。もし明日にでも患者が急増したら対応が難しく、州外からのトラベルナースを導入しなければならないでしょう。ハワイには、24時間体制の看護をカバーするだけの看護師が不足しているのです」と述べました。

パンデミックの間、多くの看護師が退職したり、辞職したりしました。自分の家族の世話をする必要があったり、アメリカ本土に戻ったり、より給料の高い病院に転職したりしました。ハワイ健康協会のCEOヒルトン・ラーセル氏は、「大学の教員の給料は、病院やその他の医療現場で働く看護師より高く、大学で働けば看護師より40―50％、あるいはそれ以上の給料を得ることができるとなれば、とても魅力的ですよね」と話しました。