【News】ハワイの薬物関連の死者増加
ハワイ州の薬物関連の死亡者数が、来年3月までの1年間で13%増加すると予測されています。
地元の警察や保健所は、にせオピオイドやフェンタニルが混入された製品が、メタンフェタミンと並んでハワイ州で最も死亡率の高い薬物になる可能性があるとしています。CDCアメリカ疾病管理予防センターによりますと、2020年の薬物による死者は249人だったのに対し、来年3月末までにハワイ州全体で282人の薬物過剰摂取による死者が出ると予測しています。
薬物の過剰摂取による死亡は、最初は「原因不明」と分類されることが多く、検死や毒物検査の報告によって最終的な統計が変わってくるということです。
州保健局によると、メタンフェタミン関連の死者数は、2020年にハワイで22年ぶりの高水準となり、2019年の169人から192人に増加しています。