【News】コロナ禍で交通死亡事故が増加
今年の1月1日から8月31日までの交通事故による死者数は60人で、昨年同時期を上回り、増加傾向が続いています。州交通局の統計速報によると、1月1日から8月30日(月)までに発生した60件の死亡事故の内訳は、自動車によるものが21件、歩行者16件、オートバイ、モペット、スクーターが22件、自転車が1件となっています。うち34件がオアフ島で発生していて、カウアイ島では死亡事故はありません。
HDOTの高速道路課のエド・スニフェン副局長は、「2020年と比べ多くの人が道路を利用しており、スピードも出しています。多くの道路で交通量が戻り、午前と午後のラッシュはパンデミック前のレベルに達している」と話しています。統計的に顕著なのは、今年のオートバイ、モペット、スクーターの事故件数が22件と、2020年の同時期の11件と比べて倍増していることです。全国的に見ても、特にハワイでは、ガソリン価格が高騰すると、オートバイによる死亡事故が増加する傾向があるということです。
また、飲酒運転や酒気帯び運転も、交通事故死の主な要因でありホノルル警察は、9月から10月にかけて、予告なしに飲酒運転検問所を設置する予定です。