【News】ベン・アイパを偲んでパドルアウト

サーフィン界のレジェンドで、有名なサーフボードシェイパーでもあった故ベン・アイパ氏の人生を称え、友人や家族が集まりました。8月17日はアイパ氏の79歳の誕生日で、数十人がサーフボードに乗ってサーフスポットのアラモアナボウルに向けて、パドルアウトして海の上に集まり散骨を行いました。

アイパ氏は1月に脳卒中とアルツハイマー病との長い闘病生活の末亡くなりました。

息子のデューク・アイパ氏は、「私たちは父の人生を祝うために集いました。父がサーフィンの世界に与えた影響は、計り知れないものがあります。サーフボードのデザインからコーチング、そしてサーフィンそのものに至るまで、あらゆる面で影響を与えたと思います。父はパワーサーファーとして知られています」と話しました。アイパ氏は、カウアイ島で生まれ育ち、10代でオアフ島に移住しました。サーフィンのコーチをしていた時代には、サニー・ガルシアやベサニー・ハミルトンなどのチャンピオンを育てました。

アイパさんの息子は、「父が1月に亡くなった日は波が立ちました。世界中の誰もがそれを『Ben Aipa swell』と呼んだのです。そして父の誕生日と人生を祝う日に、アラモアナボウルに波が立ちました。これほど素晴らしいことはありません」と話しました。