Potent’ storm system threatens to wallop Hawaiian islands
ハワイ諸島の各地では、勢力の強いウインターストームの影響で大気の状態が非常に不安定になる見込みで、29日夜から31日にかけて大雨や強風、雷などに警戒が必要です。
ハワイ島の山頂付近では、雪が降る見込みで、凍結などにも警戒が必要です。
ナショナル・ウェザー・サービスによりますと、ハワイ諸島は、29日遅くから31日ごろにかけて大気の状態が不安定になり、北部と北東部を中心に強い風が吹き、各地で大雨となる恐れがあります。
29日から31日朝にかけてハワイ諸島全島で洪水が発生する可能性があり、Flash watchが発令される見込みです。
大雨や低い土地の浸水、河川の氾濫などに警戒が必要です。
また、30日夜にかけて、南西よりの20マイルから35マイルの風が吹き、所によっては、55マイルの風が吹くと予想されています。
ハワイ諸島全島にHigh Wind Watch=強風注意報が発令される見込みで、当局は、木や電柱が倒れて、広い範囲で停電が発生する可能性があるとして注意を呼かけています。
オアフ島とカウアイ島のウィンドワード方面と山側の地域で最も強い風が吹くと予想されているほか、マウイ島とハワイ島の一部でも強い風が吹く見込みです。
ハワイアン・エレクトリックは、住民に対し、「悪天候で停電が発生する可能性があるため、懐中電灯や予備の電池、発電機、携帯ラジオなど防災グッズの確認をして欲しい」としています。
そのほか、ナショナル・ウェザー・サービスによりますと、31日朝にかけて、ハワイ島の山頂付近では、Winter Storm Watchが発令される見込みです。
この地域では、気温が氷点下まで下がり、地面や道路の凍結に注意が必要です。