【News】スポーツギャンブル合法化に向けた動き

13日はスーパーボウルサンデーでした。

アメリカ・ゲーミング(賭博)協会は、第56回スーパーボウルで76億1000万ドルが賭けられたと予測しています。ハワイでは現在、オンライン・スポーツ・ゲーミング(オンライン賭博(ギャンブル)を認めようとする動きがあります。スポーツギャンブルは全米に広がっており、2018年に連邦政府で合法化され、現在は31の州とコロンビア特別区で合法化されています。ギャンブルを違法としているのはハワイ州とユタ州のみです。

議会に(合法化を求める)下院法案1815が提出されています。民主党のジョン・ミズノ下院議員は、合法化の動きについて、「まず1番に、消費者保護を求めることです。第2に規制が必要です」と説明しました。

水野議員は、他の州の例をあげ、「ニューヨークは通過したばかりです。ニューヨーク州は、高額の税金がかかりますが、多くの良い社会プログラムに使われるのです。ニューメキシコ州の場合は、平均成績が2.5以上であれば、公立大学の授業料が免除されますが。その6350万ドルの原資は、州の宝くじによってまかなわれているのです。ハワイで合法化されれば、税収の一部を、ハワイアン・ホームランド、手頃な価格の住宅、子供の教育など、多くの良いことに使うことができるのですよ」と主張しています。

とはいえギャンブル依存症に対する懸念はあります。全米ギャンブル依存症 対策協議会によると、アメリカ人の約2%がギャンブル依存症ということです。

水野議員は、依存症患者の回復を助けるプログラムにも歳入が回ることを望んでいます。 この法案は第一読会を通過しています。