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【News】感染者数増加はワクチン未接種者のパンデミック

ハワイでは先週木曜日15日に1日の感染者数としては1月中旬以来最高となる166人を記録しその後、金曜日には147人、土曜日には124人、そして昨日18日は164人の感染者が報告されました。

ジョシュ・グリーン副知事は、この傾向を「ワクチンを受けていない人たちのパンデミック」と呼び、「この感染拡大は明らかに独立記念日の3連休の間の集まりに関連しています。感染者の数は来週末かそれ以前には再び減少すると思われますが、ワクチン未接種率の高い地域での流行は続くでしょう。レイバー(デー)の週末は、7月4日の週末のように危険な状態になる」と警鐘を鳴らしています。グリーン氏によると、今回の感染はほとんどがワクチン未接種者によるもので、COVID-19関連の入院患者の95%がワクチン未接種者ということです。

また保健局の報道官、ブルックス・バー(Brooks Baehr)氏は、先週土曜日に「ワクチンを接種していない人々が、旅行中に感染したり、屋内でマスクを着用しなかったりすることで、地域社会に広く感染している」と述べ、さらに、予防接種を受ける資格のない子どもたちが、予防接種を受けていない大人から感染していると説明していました。

バー氏は、「感染力の強い変異のデルタ株が拡大しています。他の地域ではデルタ株の感染者が2週間ごとに倍増しており、ハワイでも同じことが起きていると予想されます。まだワクチンを接種していない人は、すぐにワクチンを接種してください。ワクチンを接種することで、ほとんどの重篤な病気や死亡を防ぐことができます。接種することで自分自身と大切な人を守ることができます。」と改めてワクチンの接種を強調しました。