Local News 06/23/20 ハワイ到着後の14日間の自主隔離条件付きで解除か?
ハワイのデビッドいげ州知事政権は、新型コロナウィルス感染予防のため島内間を除き、現在ハワイに到着する人全員に課している14日間の自主隔離について、アラスカ州が行なっている事前検査による陰性証明提示と同様、ハワイも条件付きで自主隔離を解除する方向で進めています。今週中に発表されます。
アラスカは、隔離解除により、夏の漁業、釣りのシーズンで業界を活性化させるため、6月5日からアラスカに到着する72時間以内に新型コロナウィルスの検査を受け、陰性という証明を提示できる観光客は到着後の2週間の自主隔離を免除されています。ハワイ州保健衛生局のアンダーソン局長は、今のところこのような対応をしているのがアラスカだけなので経過を注視していると説明しています。
なお、アラスカでは、旅行客で検査を拒絶したり、検査結果を提示することができない場合は引き続き2週間の隔離を強制しています。これまで、全体の3分の1が陰性の結果を提示し隔離を免れています、また、3分の1が到着後、空港での検査に同意し検査結果がでるまで隔離され、残りの3分の1は、2週間の自主隔離を強いられている状況です。
アラスカには毎日約6000人が訪れていますが今のところ爆発的な感染拡大はみられていないということです。
アンダーソン局長は、「観光客が滞在中に、感染予防のために人との距離をあけたり、マスクをしたり、まめに手を洗うなどは、それぞれの個人の意識に委ねられており(監視できるものではないので)難しいところです、メインランドや国際線で入ってくる旅行客が増えた時に、間違いなく感染者の数は増えるでしょう。問題は、その時にどのように対応できるかがキーなのです」と話しています。