【News】ハワイ州内の交通死亡事故、昨年上回る106件
Statewide Traffic Fatalities surpasses last year’s total: Changes new and present coming
ハワイ州内の交通事故による死亡者数が10月24日、昨年の102人を上回る106人に達したことがわかりました。州運輸局はこの事態を受け、長期的・日常的に事故防止策を強化する方針です。
州運輸局のエド・スニッフェン局長は「意識に任せるだけでは限界がある。仕組みを変えて減らしていく」と述べ、事故防止への体制強化に意欲を示しました。
対策として、赤信号監視カメラの設置や、スピードハンプと呼ばれる減速用の段差の増設などが進められており、すでにスピードハンプは州内で約260か所に設置され、年内にさらに30か所を追加する予定です。また、歩行者用の点滅式警告灯も50カ所に新設されます。
このほか、地域住民や学生が協力して通学路沿いの安全対策に取り組むなど、交通安全への意識を高める活動も広がっています。
運輸局は「道路の安全は行政だけでなく、運転する一人ひとりの責任でもある」と強調。スニッフェン局長も「死亡事故の93%は飲酒運転やスピード超過、注意散漫など人為的なミスが原因。これをなくせば多くの命が救える」と訴えました。























