【News】妻殺害未遂の罪で起訴された被告の医師 勤務先から強い麻酔薬を持ち出した!?
Prosecutors say Maui doctor took powerful drug from hospital
オアフ島のパリ展望台近くで、妻を殺害しようとしたとして第2級殺人未遂の罪で起訴された46歳の医師が事件前、勤務先から麻酔薬や注射器などを持ち出し、自宅に保管していたことが分かりました。
起訴状などによりますと、マウイ島の麻酔医ゲルハルト・コーニッヒ被告は、3月24日、オアフ島のパリプカでハイキング中、36歳の妻を崖から突き落とそうとしたり、岩石で殴るなどしたとして第2級殺人未遂の罪で起訴されました。
また、コーニッヒ被告は、事件現場で妻に注射を打って殺害しようとしたとされています。
裁判所によりますと、事件の後、コーニッヒ被告の妻が被告のウエストボーチを発見し中を見たところ、注射器や注射針、それに「プロポフォール」などの麻酔薬が入っていたということです。
ガーナ―副検事は、麻酔薬について「被告が職場から持ち出し」と主張しています。
一方、弁護側は、「医者が薬を持っているのは珍しいことではない」と、主張しています。
専門家によりますと、「プロポフォール」は強力な麻酔薬で、手術などの際に使用されるということです。
また、別の専門家によりますと、「プロポフォール」は、治療以外に薬物として乱用されることも少なくないといことで、医師が勤務先から持ち出したことが発覚した場合、直ちに内部調査が行われるということです。
コーニッヒ被告が麻酔薬を所持していたことについて、被告が契約していたマウイヘルスは声明を発表し、「被告はすでに解雇処分となっている。我々は患者や職員の安全を第一に、当局に協力する」としています。























