【News】キラウエア火山がハレマウマウ火口で3ヶ月ぶりに噴火
Kilauea volcano erupting again at Halemaumau Crater, putting on ‘dynamic’ show
USGS米国地質研究所(ハワイ火山観測所)によりますと、
ハワイ島のキラウエア火山山頂エリアで、12月23日今日、午前2時30分頃、3ヶ月ぶりに噴火が始まりました。
キラウエア火山の警戒レベルは「勧告 」から Warning「警告 」に引き上げられました。
航空カラーコードも「黄色 」から 「赤 」になっています。
また、The National Weather Service は、降灰勧告を発令しています。
火山付近では少なくとも午後6時まで非常に軽い降灰が予想されるとしています。
衛星画像とレーダーの風データは、東北東の風が火山灰をビッグ・アイランドのカウ地区まで運んでいることを示しています。
パハラ、ウッドバレー、ナアレフ、オーシャンビューの各コミュニティを含むカウ地区では、今日一日火山灰が降る可能性があります。
今回の噴火は「ダイナミック」ですが、溶岩活動は現在のところ山頂のカルデラに限られているということです。
ちなみに前回キラウエア火山が噴火したのは9月で、ハワイ火山国立公園の遠隔地で、噴火は数日間しか続きませんでした。
現在、避難命令は出ておりませんが、特にキラウエア火山周辺地域にお住まいの方は、
万 が一に備え、食料も含めた緊急持ち出し袋の準備、避難場所の確認、家族との集合場所を事 前に決める等、
ご自身でできる準備をされるとともに、今後も最新情報の入手に努め、安全確保に十分ご留意ください。