Slider

【News】「H5N1型」の鳥インフルエンザウイルスが見つかった問題 これまでに人への感染は確認されず

State working to identify, screen people with potential exposure to avian flu

ハワイ州でH5N1型の鳥インフルエンザウイルスが検出された問題で、州保健局がアメリカ国防省と協力して鳥インフルエンザに感染した可能性のある人を特定し、調査や検査を行いましたが、これまでに感染した人は確認されていないということです。

オアフ島のワヒアワで、非営利団体に保護されていたアヒルやガチョウ、ハクチョウなど数十羽が死んでいるのが見つかり、H5N1型の鳥インフルエンザウイルスが検出されました。

州農務局は、ウイルスが検出されたことを受けて、州農務省は、この団体に保護されていた少なくとも70羽の鳥を殺処分にしました。

また、「ミリラニ・ペット・フェアー」が開かれた後、オアフ島中部の住宅の敷地内で飼われていた複数の鳥からもH5N1型の鳥インフルエンザウイルスが検出されました。

州保健局のケンブル博士によりますと、死んだ鳥などと接触があり、感染リスクが高いと思われる人54人を特定して調査や検査を行ったところ、鳥インフルエンザに感染した人は確認されませんでした。

54人のうち、検査が必要と判断されたのは34人で、このうち29人が検査を受けたということです。

そのほか、「ペット・フェアー」に参加した人のうち、感染リスクが高いと思われる4人についても検査を行いましたが、感染は確認されなかったということです。