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【News】ホノルル市の新リサイクルプログラム進む

オアフ島ホノルルのリサイクル・プログラムが拡大することになりそうで す。リサイクルが拡大されれば、木や植物、庭を手入れした時にでる草等 のゴミだけでなく、生ごみや残飯もグリーンのゴミ箱に入れることになり ます。

ホノルルのリサイクル・プログラム・チーフのヘンリー・ガブリエル氏は 「2025 年には、市は生ごみと堆肥化可能な物をグリーンカートに入れるようにする予定です」と述べています。 現在、緑のごみ箱に入っていて回収されたごみはオアフ島中央部にある ハワイアン・アースに運ばれ山積みされています。その緑色のゴミは毎年 約 75,000 トンにのぼります。

ハワイアン・アースのマービン・ミン氏によると、ゴミ がすりつぶされ、 微生物が堆肥(たいひ)に帰るまでには 12〜18 ヶ月かかります。雨や風 の影響もありますし、またビニール袋が入っているとそのビニール袋を注 意深く取り除き、ビニール袋を開けなければならないため余計な時間がか かります。このためミン氏は「緑のゴミ箱の中にビニールを入れないよう に徹底する必要があります」と話しています。 そして来年ハワイアン・アースでは、生ゴミやその他、 堆肥化(たいひか)可能なゴミも受け入れる予定です。
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ホノルル市はすでに⻘と緑のゴミ箱のリサイクルに年間 900 万ドルを費や しています。来年の新しい契約では、さらに費用がかかることになりますが、市のガブリエル氏は廃棄物を適切に管理しなければならないので、コ ストがかかるとしてもやらなければならないと強調しています。 そしてその追加費用の一部は、セントラルオアフに建設される新しい施設 に充てられます。コンピューター制御の新しい堆肥処理センターは、堆肥 化期間を 3〜6 ヶ月に短縮し、農家、造園業者、住宅所有者により多くの 有益なリサイクル材料を提供することができるようになります。
ハワイアン・アースのミン氏は、「生ゴミを堆肥にリサイクルしアイナ (大地)に戻すことができれば勝利です。環境だけでなく、農家や庭師に とってもです」と付け加えました。
ハワイアン・アースは来春、新しい施設の着工を予定しており夏の終わり までには完成させたい意向で、そうすれば市の新しいリサイクルプログラムも開始できるということです。