【News】2件の化学薬品殺人未遂事件は関連があると判明
Ala Moana acid attack was a murder-for-hire plot linked to 2023 Mililani acid attack, HPD says
去年4月、オアフ島のミリラニで起きた化学薬品を使った殺人未遂事件と、ことし1月、アラモアナで起きた化学薬品を使った無差別殺人未遂事件の2つの事件に関連があることが分かりました。
オアフ島の大陪審は、12日、ミリラニの事件で逮捕されたポール・キャメロン被告(22歳)と、アラモアナの事件で逮捕されたセバスチャン・マクワン被告(22歳)を共に、殺人を計画した罪で起訴しました。
警察によりますと、キャメロン被告は、「薬品を使った別の襲撃事件を起こせば、自分の事件は、別の犯人の仕業に見せかけられる。裁判が有利になる」などと考え、マクワン被告に事件を起こすよう依頼したとみられます。
マクワン被告は、別の罪でオアフ・コミュニティーコレクショナルセンターに勾留された際、ミリラニの事件で勾留ているキャメロン被告と知り合ったということです。
キャメロン被告は、去年4月、ミリラニのキパパ・ドライブにある「24アワー・フィットネス」の近くで、当時20歳だった元ガールフレンドに液体の酸をかけたとして殺人未遂の罪などで起訴されました。一方、マクワン被告は、ことし1月、アラモアナの「プラネット・フィットネス」の近くで、偶然、歩いていた当時25歳の女性に酸のような液体をかけるなどしたとして殺人未遂の罪などで起訴されています。
捜査当局によりますと、キャメロン被告は、マクワン被告が保釈されるよう保釈金を工面するなどしたうえで、酸の入手方法や攻撃方法などについて綿密な計画を立て、無差別事件を起こすよう依頼したとみられます。
2人は、殺人未遂の罪などに加えて殺人を計画した罪で起訴されました。