【News】ギャンブル合法化に向けた動き
2人の州議会議員がハワイでの商業ギャンブルの合法化に向けて動いています。
ジョン・ミズノ議員とダニエル・ホルト議員で、2人はポーカーとスポーツベッティング (スポーツ賭博(とばく)) の二種類のギャンブルを、ホテルではなくオアフ島にある一つの施設で、委員会によって規制される州のライセンスのもとで許可するという法案を提出する意向です。
2人は、州の資金調達と、2人が代表を務めるホノルルのコミュニティにはびこる違法ゲームルームとの戦いのためでもあると説明しました。
民主党で、チャイナタウンーイビレイーサンドアイランド地区代表のダニエル・ホルト議員は、「これは責任ある提案です。現在、規制されていない産業を規制すると同時に地域社会に利益をもたらすのです」と話しました。
下院・経済開発委員会の議長であるホルト議員は、オアフ島には70から100の違法ゲームルームが運営されていると推定しており、ポーカールームとスポーツベッティングホールが合法化されれば、その税金と手数料の一部は、犯罪防止、ホームレス防止、ギャンブル依存症軽減のために使われることになるだろうと説明しました。
もう1人の議員は、民主党でカメハメハ・ハイツ=カリヒ・バレー代表のジョン・ミズノ議員です。
全米で合法的なギャンブルを禁じているのはハワイ州とユタ州だけです。ハワイでは、宝くじ、カジノ、オフショア船上ゲーム、空港でのスロットマシンなど、さまざまな形態のギャンブルを合法化することに反対していますが、それはギャンブルが犯罪やその他の社会悪を生み出すという意見から来ているものです。
1月18日に立法府が召集されますが、この法案が議会で支持を得られるかどうかはまだ不透明です。これまでもハワイでは数々のギャンブル法案が提出されましたが、取り上げられずに終わっています。