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【News】50年前のコールドケース逮捕・起訴の男 今後ハワイに身柄引き渡しか?!

Nevadan accused of 1972 Hawaii killing fighting extradition

A former deputy Nevada attorney general accused of a 1972 killing in Honolulu says he wants to fight his extradition to Hawaii

50年前、ワイキキのアパートで当時19歳だった女性が殺害された事件で逮捕されたネバダ州の元副司法長官の男が、逮捕は不当だとしてハワイへの身柄の引渡しを望んでいることが分かりました。

50年前の1972年1月、ワイキキのアロハ・ドライブのアパートの一室で、当時19歳だったナンシー・アンダーソンさんが刃物で刺されて死亡しているのが見つかりました。

この事件で、地元警察は、先週、ネバダ州の元副司法長官だったチューダー・チリラ被告を逮捕し、その後、第2級殺人罪で起訴しました。

事件現場からは血の付いたタオルが発見されていて、警察は、DNA鑑定を行った結果、チリラ被告の唾液とDNA型が一致したとしています。

チリラ被告は、地元の治安判事に対し、「唾液は警察に強制的に採取され、逮捕の際、憲法上の権利が侵害された」と話したということです。

チリラ被告は、来月3日に裁判所に出廷する予定となっていますが、逮捕に関する法的な異議申し立ては、ハワイで行わなければならず、地元当局は、チリラ被告の身柄をハワイ当局に引渡すための手続きを始めるとみられます。

チリラ被告は、かつて、ネバダ州の元副司法長官を務めていたほか、ネバダ州認可の売春施設に関連する企業の社長だったということです。