【News】JAL 成田＝コナ線、ハワイアン羽田線再開

日本の観光市場が回復しつつあります。

日本航空は、ハワイ島への日本直行便を再開しました。２日（火）の午前11時過ぎに成田からの乗客177人を乗せてケアホレのエリソン・オニヅカ・コナ国際空港に到着しました。日本航空は、成田からコナへ週3便を運航する予定です。

ハワイ州観光局CEOのジョン・デ・フリース氏は、空港での特別記者会見で「成田からエリソン・オニヅカ・コナ国際空港への日本航空770便の就航は、両国の貿易と商業を強化し、異文化間の絆を深めるための再開でもあります」と述べました。

空港で行われたイベントには、デビッド・イゲ知事とドーン・イゲ夫人、州交通局長のジェイド・ブタイ氏、国土交通省空港局長のロス・ヒガシ氏、米税関国境警備局のジョージ・ミナミシン局長、日本航空ホノルル支店長の黒田浩氏が出席しました。尚、日本の姉妹都市を訪問したミッチ・ロス・ハワイ郡長は、昨日の到着便で帰国しました。

コナは、ホノルルと並んでハワイへの国際線到着空港です。コナの検査所は5,870万ドルを投じて新築されました。

一方、ハワイアン航空は火曜日、羽田空港からホノルルへの直行便を再開しました。ハワイアンはパンデミックの影響で羽田便を運休していました。再開した羽田行きは毎日13時55分にホノルルを出発し、羽田には翌日の17時10分に到着予定です。帰りは20時15分に羽田を出発し、同日9時5分にホノルルに到着します。尚、ハワイアンは出発の効率化を図るため、日本路線のチェックイン・カウンターは、ダニエル・K・イノウエ国際空港の4番ロビーに戻しています。

2020年初めに新型コロナウィルスの流行が始まって以来、日本の観光はほとんどなくなり、ハワイの観光産業は米国市場に頼らざるを得なくなっていました。ハワイ国際市場トップの日本は、2019年6月の観光客数は126,592人でしたが、今年６月は11,940人にとどまり、90％以上減少しました。