【News】デューク・カハナモクの偉業を讃えナンバープレート作成法案
近代サーフィンの父、そしてハワイ初のオリンピック水泳の金メダリストとして知られるデューク・パオア・カハナモク。ワイキキには、デュークの生誕100周年にあたる1990年に銅像が建てられました。現在、州議会では、デュークの特別なナンバープレートを制作しようという法案が審議されています。
これは、上院法案915で、25日(金)に上院予算委員会を通過し、デューク・カハナモク・ナンバープレートを発行し、政府手数料に加え、収益を非営利のアウトリガー・デューク・カハナモク財団のために使おうというものです。この財団は、学生アスリートの奨学金、チームやビーチおよびウォータースポーツイベントなどでデュークのレガシーを継続する活動をしています。
この法案の提案者はグレン・ワカイ上院議員(民主党、カリヒ–ソルトレイク–アリアマヌ地区代表)です。ワカイ議員は、「サーフィンを高校生のスポーツとして確立し、オリンピック用にハワイがサーフィンのトレーニングの場所となるようにしたいという取り組みを行なっていて、それを見てアウトリガー・デューク・カハナモク財団のサラ・フェアチャイルド事務局長がこの件を依頼して来たということです。
フェアチャイルド事務局長によりますと、この法案が可決されれば、その収益はすべて水泳、海洋安全、水泳クラブ支援のための助成金に直接使われることになります。事務局長は、「昨年の東京オリンピックでは、ハワイのカリッサ・ムーア選手が金メダルを獲得し、デュークの100年来の夢であるサーフィンがオリンピック種目として導入されるのを目の当たりにしました。デュークが今皆の心の中の一番上にあるのでこれは法案を通すのに絶好のタイミングです」と話しました。
デュークのナンバープレートは、先月公開されたポリネシア航海協会のホクレア号を描いたナンバープレートに続くもので、もともと前議会に提出されていましたが頓挫していました。