凱旋コンサート間近!アメリカン・アイドル優勝のイアム・トンギに世界が注目

弱冠18歳、オアフ島カフク出身のロコボーイが、全米オーディションを勝ち抜き、2023年度アメリカン・アイドルに輝いたのは記憶に新しいところ。イアム・トンギの名前は、アメリカのみならず、世界に知れ渡ることとなりました。このところ明るいニュースの少なかったハワイに、舞い降りた天使。そんな印象の彼に、ハワイは応援ムード一色です。

オーディションから審査員全員が涙した、まっすぐ心に響く歌声。そしてアロハシャツに足元はビーサンという飾らない彼のスタイルに、胸を熱くしたハワイの人は多いはず。彼に音楽のすばらしさを教え、導き、デビューを心待ちにしてきたであろう大切な父を数ヶ月前に亡くし、時に涙で声をつまらせる姿は、何度見ても心に迫るものがあります。現在はシアトルに暮らす彼ですが、優勝決定前の5月末に、ノースのタートルベイでホームカミング・コンサートが開催された際には、カフク出身とあって、地元での盛り上がりも半端なく、1万5000人以上が集まったといいます。

KZOOからも、彼の無限の可能性と歌声に魅了されたフルヤ社長夫妻がかけつけ、心に響く歌声に感動した様子。またイアム君はブランジアーディ ホノルル市長とも対面を果たし、様々な角度からハワイの熱気を肌で感じてくれたようです。スタイルや歌声がハワイアン・ミュージック界の伝説的ミュージシャン、イズの再来と評されることもありますが、その癒やしのボイスはやはり唯一無二。彼の歌を聴くたびに、混沌としたこの世界が求めているのは、歌を通して心を癒やす彼のようなストーリーテラーだったのではないかとの思いが浮かび、イアム君の優勝は必然だったような気がします。

全米のみならず、世界が注目する人気番組「アメリカン・アイドル」という番組で優勝したことで、高校を卒業したばかりの彼の生活は、おそらく今までとは比べようもない変化を遂げているはず。これまでとは全く違う世界に一歩足を踏み入れたイアム君にどんな未来が待っているとしても、きっと今のスタイルは変わることはないでしょう。今後はハワイを代表するシンガーとして、世界で活躍することは間違いありませんが、彼が辿るこれからのジャーニーを楽しみにするとともに、KZOOも応援団の一員として、どこまでもサポートしていきます。

ハワイでは、来る7月1日と2日に再びタートルベイでコンサートが開かれる予定ですが、更に多くの人が間近で彼の歌声を聴くために集まるはずです。世界に羽ばたくロコボーイの近況も、KZOOにてフォローしたいと思います。どうぞお楽しみに!