【Kaleコラム】ハワイ国際映画祭 4月に春のイベント開催
昨年から、ハワイ国際映画祭スプリングショーケースの一環として登場したOpio Festival。聞き慣れない名前ですが、The Future of Filmという副題の通り、未来の映画界を担う若手クリエイターを育てる場を提供することを目的としたフェスティバルです。若手、といっても小学生から大学生までの学生が対象で、昨年はオリジナリティあふれる作品が上映され、子供とは思えないクオリティの高さに、多くの人がいい意味で衝撃を受けました。
今年は第2弾として、4月8日~13日にカハラシアターにて開催。従来のスプリング・ショーケースと合体して、今後は春のイベントはOpio Festivalに統一されるようです。さて、ハワイの小学生、中高生、そして大学生は一体どんなストーリーを温め、それを映像化するのでしょう?興味のある方は、ぜひ将来の映画監督のデビュー作品を劇場で目撃してください。
また今回、学生作品以外でこのイベントで上映される作品は、日本の白石和彌作品「十一人の賊軍」ほか、宮崎駿監督についてのドキュメンタリーなど、全16本。サンダンス映画祭に出品されたばかりの旬な作品も含まれるとのこと。チケットは、現在オンラインまたは電話にて購入可能です。劇場では、4月8日からチケットブースが設置されますので、事前購入希望の方は、必ずウェブサイトで詳細を確認ください。
年齢別作品のショーケース、パネルも充実のこのフェスティバルは、世界各国の作品上映に加え、若手育成にも力を注ぐハワイ国際映画祭の理想形にどんどん近づいているような気がします。才能あるハワイのキッズたちが世界で活躍する日が待ち遠しいですね。
場所:コンソリデーテッド・カハラシアター(カハラモール内)
チケット:一般$17 (当日券$19)、学生・シニア・ミリタリー$15
電話:808-447-0577(~4/7 日曜除く2pm~6pm、4/8~13 10am~6pm)
詳細:https://hiff.org/