【News】高齢者を狙った詐欺の被害額450万ドル

FBI=連邦捜査局が詐欺関連の年間報告を発表しました。

新型コロナウイルスの感染が拡大した去年、アメリカ国内で高齢者を狙った詐欺が増加し、レポートによりますと、ハワイ州内の被害者が騙し取られた金額の合計が あわせて450万ドルに上ったことが分かりました。

高齢者を狙った昨年1年間の詐欺事件が国内全体で前の年からおよそ30%増加し、被害者らの失った金額は10億ドル近くになっています。この中で、ハワイ州からは、450件以上の被害報告があり、被害額は合わせておよそ450万ドルに上るということです。

FBIの特別捜査官は、メディアに対し、「コンピューターのユーザーを標的にした詐欺が増加し、仮想通貨関連などの詐欺で金を騙し取られる機会が増えています。また、慈善事業を語った詐欺事件も起きています。高齢者は、若い世代に比べて疑わない傾向があります」と、話しています。