【News】市長が高架鉄道建設とティアについて言及

ホノルルのリック・ブランジアーディ市長は30日の会見で、ホノルル市の高架鉄道建設とオアフ島の経済回復指針であるティアシステムについて述べました。

高架鉄道は、カポレイからアラモアナまでの20マイルの路線を2031年までに開通させるため3.5ビリオン(35億ドル)の建設費を予定していますが、会見で市長は、7月または8月に連邦の鉄道委員会との会議を予定しており、その中でプロジェクトの見直しが行われると話し、終点をアラモアナセンターとしたのは15年前の決定で、最近の大幅な予算超過と建設の遅れを考えるとこの建設はそのものが大きなチャレンジになっているとし、会議では、どこまでどのようにできるのか?アラモアナまで行けるのか?などを話し合うということです。資金については、新型コロナの影響で一般税収も宿泊税収も大幅に激減している中で予算は減る一方です。経済の状況を考えるとアラモアナまでの建設は不可能ではないかと話しています。

またホノルル市の経済回復のためのティアシステムについては、100万人がワクチンを接種している状況ではティアシステムは継続する必要がないのではないか、ティアシステムができた時はワクチンが入ってくる前で、今は16才以上が接種できる状況であり、ホノルルは現状を維持できるだろうと話しました。