【News】コロナで子供死亡:保護者へ注意喚起

今週ハワイで、新型コロナウィルスによる初めての子供の死者がでたことで子供を持つ親や保護者に注意が促されています。

27日(火)にメインランドから両親と一緒にハワイを訪れた11才以下の年齢の男の子が死亡したものです。保険当局によりますと、ハウィに到着して数時間で症状がでて病院に入院したあと亡くなりました。プライバシー保護のため、男の子の正確な年齢や基礎疾患などについては公表されていません。

この家族はハワイに来る前、両親はふたりともワクチン接種を完了し、検査でも陰性でした。男の子は検査を受けていません。ハワイ州のセーフトラベルプログラムでは、5才以下の子供の検査は求められていません。

カピオラニ・メディカルセンターの小児科のダグラス・クオーク医師は、「子供のケースは多くはないとはいえ感染することはあります。若いからという年齢の問題ではなく、免疫の問題です。保護者は、子供も大人と同様に、熱や寒気、息苦しくなったり、味がしない、臭わない、疲れ気味、弱っているなどの症状が出た場合は受診して下さい。」と助言しています。また、特に喘息や糖尿、肥満などの疾患があってリスクがある場合は特に注意が必要です。