【News】感染症専門家が警告
イーストウェストセンターの感染症のモデラーであり上級研究員のティム・ブラウン氏は、規制を緩めてはいけないと警告しています。ブラウン氏は、「感染が広がり続けている、ワクチンの観点から言っても、ハワイ州の人口は約140万人で一回でも接種した人の割合は「まだ」30%に過ぎず、先は遠いと述べています。
ホノルルのシニアシチズンでまだ接種していない人も多く、75才以上で接種している人は70%、60才以上とすると60%です。まだ高齢者のリスクは高い、しかも、最近の感染者を年齢別に見ると18才から39才の感染者が最も多く42%を占めています。
レストランやバーを100%開けるのは大きな間違いです。理由は、まず、店の換気が悪い、そしてアルコールが絡んで集まると蜜になり、マスクのことも考えなくなるでしょう。最近の新聞で見た写真でレストランが混み合っていてしかもマスクをつけていないのを見ました。規制を緩めるのは1ヶ月か一ヶ月半は先にした方がいいでしょう」と述べました。
更に、「少なくともワクチン接種の割合が50から60%になることが必要で、理想は70%、更に変異株のことを考えれば、住民の80から85%が接種しなければならない」と述べ、「ワクチン接種をためらっている人や、蜜になっている実態にフラストレーションを感じる」と話しています。